By KOBEホワイトニング Posted 2022-07-01
どんな歯磨き粉を使うのがベスト?
皆さんは、普段どんな歯磨き粉を使っていますか?
歯磨き粉(以下:歯磨剤)は、今やドラックストアやネット販売、
私たちが目にする場所で販売されていて、値段や種類も様々です。
ですが、1つ1つの歯磨剤には意味があり、患者様1人1人のお口の状況に合わせたものを使用していただくことで、
力を発揮してくれるものなのです。
そこで、どんな時にどの歯磨剤を使用したらよいか、今日は紹介させていただきます。
よろしければ、最後までお付き合いください。
皆さんのお口、歯の状況は次のうち、どれに当てはまりますか?
① むし歯はほとんどできたことがない!歯を健康に保ちたい!
② むし歯ができやすい!むし歯を予防したい!
③ 歯が時々しみる!しみるのを防ぎたい!
④ 歯茎が腫れている
今回はこちらの4つのパターンに分けてみました。
皆さんのお口、歯の状況に当てはまるものはありましたでしょうか。
では、1つ1つお話していきます。
① むし歯はほとんどできたことがない!歯を健康に保ちたい!
このような患者様は、普段から歯磨剤の選択も意識してされているかもしれません。
こちらに当てはまる患者様に選んでいただきたい歯磨剤は、
・フッ化物やキシリトールが配合されたもの
・う蝕予防成分である塩化ベンゼト二ウム、トリクロサン、塩化セチルピリジ二ウムが含まれているもの
フッ化物(フッ素)には、
・歯を強くする
・歯に対する菌の働きを抑える
・歯を再石灰化する(酸によって溶けた歯を修復する働きをします)
これらの働きがあります。
フッ素と聞くと、子供に用いるものじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、
フッ素は子供だけでなく、大人のむし歯や高齢者に多くみられる根面う蝕
(歯の根っこ近くが)むし歯になること)を防ぐ働きもあります。
年齢にかかわらず、フッ素が配合された歯磨剤を使用していただくことで、健康な歯になっていきます。
上記に挙げたう蝕予防成分は、むし歯を予防するために働くものたちです。
歯磨剤のパッケージ後ろには、必ず成分が書かれています。
むし歯予防が期待できる歯磨剤には、上記に挙げた3つの成分が主に配合されています。
② むし歯ができやすい!むし歯を予防したい!
むし歯ができやすい患者様に使っていただきたい歯磨剤は、①の患者様と同じ、
・フッ化物やキシリトールが配合されたもの
・う蝕予防成分である塩化ベンゼト二ウム、トリクロサン、塩化セチルピリジ二ウムが含まれているもの
ですが、合わせてお願いしたいことがあります。
それは、各患者様の口腔内に合わせた歯磨きの仕方、フロスやタフトブラシを用いて清掃していただくことです。
もちろん、フッ化物配合歯磨剤やう蝕予防成分が含まれた歯磨剤を使用していただくことは大切ですが、
むし歯ができやすい患者様は、普段磨き残しや、プラークが付着していることが多くあります。
まずは、歯科医院を受診していただき、クリーニングを受けていただくことで、
患者様の歯についたプラークや歯石を除去、その後歯科医師や歯科衛生士から、
患者様1人1人に合った歯磨きの仕方や、フロス、タフトブラシ等の使用方法をお伝えします。
ご自宅での歯磨き時に、思い出しながらケアをしていただきたく思います。
③ 歯が時々しみる!しみるのを防ぎたい!
歯がしみる患者様は、知覚過敏と呼ばれる状態にあることが多いです。
むし歯にもなっていないけど、歯がしみてしまう患者様に推奨している歯磨剤は、
・知覚過敏ケア用の歯磨剤
・知覚過敏抑制成分として働く硝酸カリウム、乳酸アルミニウムが含まれたものです。
知覚過敏ケア用の歯磨剤は、ドラックストアやネットでも販売していますし、テレビのコマーシャルでもよく見ますよね。
また、知覚過敏ケア用の歯磨剤には、知覚過敏抑制成分である、硝酸カリウム、乳酸アルミニウムが含まれています。
また、知覚過敏の患者様で、ブラッシング圧が強すぎる方がいらっしゃいます。
ブラッシング圧が強すぎると、正常な位置にあった歯茎がさがってしまう、歯茎がやせてしまうことにより、
普段歯茎に守られている歯がむき出しになってしまうことで、歯がしみてしまうことがあります。
普段ブラッシング圧が強すぎると思われる患者様は、少し圧をかけずに、優しく歯を磨いてみましょう。
ブラッシング圧が強いと判断するには、
・歯ブラシの毛先がすぐに広がってしまう
・歯磨き時によく血がでる
といったことから判断できます。
④ 歯茎が腫れている
このような状態の患者様は、歯肉炎や、歯周病になっている可能性が高いです。
たまに歯茎が腫れるといった患者様は、歯茎はストレスやホルモンバランスの影響により腫れることがありますが、
常に腫れている患者様は非常に危険です。
この状態に当てはまる患者様に推奨したい歯磨剤は、
・歯周病予防とかかれた歯磨剤
・歯周病予防成分である塩化セチルピリジニウムが配合されている歯磨剤です。
また、歯茎が腫れている患者様は、磨き残しや、プラーク、歯石がたまっていることが多いです。
鏡を見ながら、丁寧に磨くことと、フロスやタフトブラシを使用していただくことをおすすめしています。
また、時々歯茎が腫れている部位を避けて歯磨きをされている患者様がいらっしゃいますが、
それでは汚れがたまり、歯茎の腫れは治まりません。
しっかり汚れを落とすことで、歯茎の腫れを抑え、健康な歯茎になっていきます。
歯茎が腫れている患者様は、上記のことを意識してみてください。
まとめ
今回は歯磨剤の選択法についてお話していきました。
歯磨剤は数え切れないくらいたくさんありますが、患者様1人1人に合ったものを
選択していただくことにより効果をだします。
また、歯磨剤だけに頼らずご自身でのご自宅でのケアが最も重要です。
フロスやタフトブラシを使用していただくことで、磨き残しをなくし、むし歯も予防できます。
そして、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることを推奨しております。
歯磨き粉もたくさん種類がありすぎて選びにくい。。。
自分にはどれが一番ベストなのか分からないという方は、
KOBEホワイトニングの美白歯磨き粉でしたらトータルのオーラルケアが出来るのでオススメです。
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成分も安心してお使いいただけます。
毎回これといった歯磨き粉に出会われていないようでしたら、是非一度美白歯磨き粉を試してみてくださいね。