保険治療と保険外治療の違いは何?虫歯予防のためにも美白歯磨き粉で日々のケアを!!

By KOBEホワイトニング Posted 2022-03-18

保険診療と自費診療

 

保険の被せ物と保険外の被せ物、皆さんは本当に正しく理解されていますか?

 

虫歯治療を行い、思ったより虫歯が大きく歯質が残らないケースだと、

部分的な被せや、歯をぐるり1周削って歯を全部覆う被せになってしまいます。

その時、「保険治療でお願いします」と、「とりあえず値段が安いから」

「奥歯だから銀歯になってもそんなに見えないから」という理由で選ばれることは多いのではないでしょうか。

 

まず保険治療というのは、日本が定める一定基準の治療を3割の負担で受けることができる制度です。

しかし、最低限の機能の回復を目的としているために、歯科では使っている材料や治療方法に限界があり

高いパフォーマンスを出せない場合が多いです。

他の国では日本のように恵まれた保険制度がないためほとんどが自費治療です。

しかし、保険治療があって恵まれていると誤解してしまう大きな罠がそこにあるのです。

日本は例えば、歯の欠損により、噛めなくなってしまった時に噛めるように、

入れ歯やブリッジをすると言う機能回復を目的に保険治療が適用され、

審美的なもの(ホワイトニング・矯正治療・インプラント等)は保険外になります。

 

例えばアメリカで歯科治療をすると、アメリカの医療保険は歯科治療を含んでいる保険が少ないです。

なので、歯科治療を保険で受ける時は別途歯科保険に入らなけらばなりません。

 

個人で保険に入っていたとしても、保険自体が高いのと相当な保険のプランに入っていないと

ある一定を超え、そこから出た分は自腹となってしまいますので、

保険に入っていても個人の負担はかなり高額になります。

 

アメリカでの歯科治療の目的は機能回復は当たり前のことで、

それプラス審美回復を求めるので保険治療だけでは限界があります。

 

アメリカ人の歯に対する意識は日本よりも高く、歯並びが良く白い歯は当たり前で、

就職する上でも、歯並びが悪く不健康な歯肉をしていては、自分の体調管理をコントロール出来ていないと見なされ、

残念ながら就職が決まらないことがあるくらい、社会的にも重要視されています。

 

アメリカでは健康な歯が個人の生き方を評価する、ものさしになっているので、

それだけ普段から歯科医院との付き合いは密着していて、かけがえのないものとされています。

 

その為、アメリカで歯列矯正・審美のレベルは高く、日本も遅れながらもその後を追っている状態です。

 

【アメリカの歯科と日本の歯科の違い】

まず歯に対する意識の違いです。

日本では「冷たい物を食べると沁みる」や「噛むと歯茎がズキズキ痛む」などの症状が出てから歯科医院に行くのに対し

アメリカでおける歯科医院へ行く目的は「歯が虫歯や歯肉炎で悪くならないように予防しに行くため」です。

個人が徹底して予防に関心を持てているので、歯並びが悪いから歯磨きしにくいから

小さい頃から矯正治療をし、清掃しやすい環境を整えるという意識があるため、

アメリカでは子供の頃から、ホワイトニングや歯科治療が身近なものになっています。

 

日本とアメリカそれぞれの有名な歌手や政治家の歯を思い浮かべてみてください。

アメリカのハリウッドスター等は、真っ白な歯で歯並びが整っているイメージがありませんか?

それに比べて日本のアイドルは八重歯やいりくんだ歯がお茶目とされ、

これは海外の人から見ると不思議な話だそうです。

 

また、こんなところでも差があります。

 

日本とアメリカで、なりたい職業ランキングを比べてみました。

アメリカでは男性が歯科医院、女性では歯科衛生士が上位に入っており、

歯並びが綺麗で白い歯を持ち続けることにステータスと感じる国なので、

その仕事に携われる事に魅力を感じる人も多く人気な職業となっております。

しかし日本はと言うと、歯科衛生士の仕事が最近になりメディアに取り上げられるようになり、

まだまだ、日本の歯科衛生士に対する認知度は低いです。

 

では、次に保険治療・保険外治療の違いについて話していきます。

 

例えば虫歯になったとしましょう。

部分的な被せ、もしくは歯をぐるり1周削る被せ、どちらかの被せをしないといけなくなったとき、

日本で最も多く選ばれるのは銀歯ではないでしょうか。

 

※銀歯の性質

微量な電流が流れているため、その電流にプラーク(歯垢)が集まり、

材質的にもザラザラしているので歯垢が溜まりやすく、頑張って磨いてもなかなか取れず

汚れがベッタリ残っている方が多く見受けられます。

また、歯より硬い性質のため部分的な被せ(インレー)では、インレーより歯の方が柔らかいので

使っていくと歯が先にすり減ってしまい、インレーと歯に隙間ができ、そこに汚れが溜まり虫歯になりやすい

環境を作ってしまいます。

歯をぐるり1周削って被せるクラウンの場合でも、銀歯が硬く歯の根っこが割れてしまうケースもあります。

また、見た目も銀色なので口を開けて笑ったりするとかなり目立ちます。

 

基本銀歯に使われる歯と接着させる接着剤はボンドのようなもので、

歯と一体化させるような材質がありません。

銀歯は力が加わると、たわみやすいので銀歯の分厚い所と薄い所があれば噛む力でたわみ、

接着剤が壊れてしまい、その隙間に汚れが溜まり二次う蝕(被せをした所に再度虫歯ができること)が

出来てしまいます。これが日本の保険治療でされている現状です。

多くの方は、気軽に「保険で」と言いがちですがアメリカではこのような治療はありえません。

 

アメリカでは銀歯の選択肢がほとんどなく、審美性を求める患者さんが多いので、

ゴージルコニア、セラミックを多く用いられます。

銀歯は低所得者としてレッテルが貼られるくらいの国なので、それをわざわざする人が少ないのです。

また、ドイツやスウェーデンでは銀歯はパラジウム、亜鉛が含まれているので口の中で腐食し、

溶けだした成分が金属アレルギーを起こし、健康に悪影響が出るので使用を禁止しています。

 

【保険外で使われる被せの種類】

セラミックやジルコニアという素材が多く使われています。

これらは、素材的にもツルツルしていて汚れが付きにくくお手入れしやすく、

虫歯や歯肉炎にもなりにくいとされています。

力のかかる奥歯ではジルコニア、審美性を求める前歯ではセラミックを入れ機能回復はもちろんのこと

白い歯で審美性を高めるのが世界標準の治療です。

セラミックは力が加わってもたわみにくく、使う接着剤も例えるならアロンアルファのような

強度が強く接着性が強いものを使うので、接着剤が壊れにくく二次う蝕になりにくいと言われています。

アレルギーを起こす事もなく体に影響を及ぼさないので、半永久的に使えるとも言われています。

 

このように保険外治療は人体に影響が出ないものを入れ、且つセットした後にセルフケアしやすいような材質を用い

再度虫歯や歯肉炎になることを防ぎ、審美性も天然の歯に近いものを入れることによって、

堂々と口を開けて笑うことができます。

 

しかし、日本ではそれがなかなか浸透せずジルコニア、セラミックなどのデメリットの方に

「費用は保険外」と言うように書かれたりしています。

確かに費用はかかりますが、デメリットなのでしょうか?

 

むしろ人体に悪影響を及ぼしお手入れしにくく、審美性も悪いものを入れる事の方が

生涯においてデメリットではないのでしょうか?

このことを分かっていない日本の意識が、海外との差をどんどん広げるのです。

日本の保険治療ではとりあえずの治療しか出来ないのが現状です。

保険制度があることがゆえに、保険治療に満足し歯科治療の真の治療がなかなか浸透しないのが現状です。

車は何百万とお金を使うのに対して、歯にお金をかける方はごく僅かです。

 

もちろん人によって価値の持ち方は違いますが、1人でも多くの方が

自分の口腔内にスポットを当て、年齢を重ねてもしっかり噛むことができる噛み合わせ、

壊れない噛み合わせを歯科矯正で作り、再度壊れないように素材からこだわり、審美性も高め、

自分の歯・笑顔が強い武器となり輝かしい人生になることに価値を置いてほしいと思います。

 

そういわれても、いきなり歯にお金を高額にかけるのは・・・

と思われるかたも多くいらっしゃるかと思います。

歯を綺麗にするケアはお家でもできます。

皆さん必ず歯磨きはされますよね?その歯磨きの過程を大事にすることです。

虫歯の原因の多くは歯垢が長期間残ったままになっていることによって虫歯になるので、

歯と歯の間を歯ブラシの毛先でしっかりと磨いて汚れを落としてあげることが大切です。

また、使用する歯磨き粉も虫歯予防や歯周病予防などトータル的なオーラルケアが

出来るものが理想です。

 

KOBEホワイトニングの美白歯磨き粉はまさに全てのオーラルケアが出来ます。

ホワイトニング効果もあるので、簡単に綺麗な白い歯を手に入れることができます。

是非、日々のケアに取り入れてみてくださいね。

 

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