虫歯にならない為に気を付けること

By KOBEホワイトニング Posted 2021-04-30

学生時代に学校で歯科検診ってあったと思いますが、その時によく「C1」とかいう言葉を聞いたことありませんか?「C」というのは虫歯の事です。虫歯は英語で「カリエス」と言いますので、その略語で「C1」などと表現されます。

では、「C1」の「1」は何でしょう?

虫歯はCoC1、C2、C3C4と数が大きくなるにつれて虫歯の大きさも大きくなります。なので、「C」の次に付く数字は虫歯の大きさです。最大値は「4」です。

 

 

次に歯の構造のお話です。

歯は、ゆで卵と同じ構造をしており、一番外側の歯質はエナメル質です。

ゆで卵で言う殻の部分です。エナメル質は体の中で最も硬く、鎧の役割をしています。

そのエナメル質の部分が、黄色や茶色っぽい色をしてくるとCoと診断されます。初期段階の虫歯なので処置は必要ありませんが、放置しておくと虫歯に進行してしまう恐れのある歯です。この場合は、フッ化物(歯を硬くする薬)を塗布して経過観察をする場合が多いです。

黄色から茶色っぽかった物が黒くなり少しひっかかり出てくると、C1です。

C1と診断されても先生の判断次第では、虫歯の治療をする場合もありますし、経過観察をされる先生もいるので、先生の説明を受けましょう。

 

次にエナメル質の下にある歯質を象牙質と言います。ゆで卵で言う白身の部分です。象牙質はエナメル質と違ってとっても柔らかい部分です。

象牙質まで虫歯が進行してしまうと、C2と診断されます。C2は、冷たい物や甘いものがしみたりする症状がでてきやすいです。治療法は、虫歯になっている部分の歯を削り、コンポジットレジンと言って歯科用の樹脂材を使用し、詰めて研磨をして終了です。この治療が最小限の虫歯の処置で、1度で治療完了です。

しかし象牙質内の虫歯だが、範囲が広い場合は、強度的な問題からコンポジットレジンは適応されません。このような場合は、金属の詰め物になる場合がありますので、治療回数は基本的には2回かかります。

 

歯の中核に存在するのが、神経です。神経は一度とってしまうと再生しませんので、神経がある場合のみのお話です。ゆで卵で言う黄身の部分です。

神経まで虫歯が到達すると、我慢できない位の痛みが生じます。何もしなくてもそこに心臓があるように、ズキズキ激しい痛みが出るでしょう。虫歯の痛みの中で、痛み止めを服用しても最高潮に痛いと言われる痛みです。余談ですが、C3を我慢される強者も1年に数名いらっしゃいます

この場合の処置は、麻酔をかけて神経をとっていく処置になります。ここまでの虫歯になると麻酔も効きづらく、治療でも痛みを伴う可能性が高いです。何回か通院して神経のあった部屋のお掃除をしていきます。キレイになったら、神経のあった部屋を密閉する最終的なお薬が入ります。それで終わりではありません。次は土台を作り土台が出来たら、今度は被せ物の型取りをします。被せ物が出来上がったら、それを調整しセメントで合着し、終了です。やはり虫歯が大きい分治療回数もかかりまし、痛みの伴うものです。

 

最後にC4は、虫歯の中で一番大きな虫歯です。C3の痛みをも我慢され、神経が勝手に死んでしまう状態です。C3の最高潮の痛みからは多少は解放されますが、C4はまた違う痛みが待っています。ズキズキの痛みと違って今度は根っこの先に膿を持ってしまい、根元あたりの歯肉が膨らみ、それもまた痛みが伴います。

膿んでいる状態にもよりますが、大抵は根っこの消毒を行います。膿が大きい場合は根っこの中がキレイになりにくく、回数がかかると予想されます。根っこの中がキレイになったら、神経の処置と同じです。神経のあった部屋に、最終的なお薬を入れて土台を作り、被せをしておしまいです。

 

神経のない歯は、血液が通っておらず、栄養素が全く行きわたっていない歯なので、神経のある歯に比べると、根っこにヒビが入りやすく、割れやすい歯です。歯科医は、そうならない為にも、できる限り神経を取らないように懸命に処置してくれますが、これに固執してしまうと痛みが取れないので、やむなく神経を取る処置になってしまうのです。

虫歯の範囲が大きくて、保存不可能な場合は抜歯をする可能性もあります。レントゲンや状態を歯科医師が見て判断されます。

 

 

では、何故虫歯になるのでしょう?歯磨きをしないから?甘い物を食べるから?

虫歯発症のメカニズムは、口腔内の虫歯菌が、私たちの食べる糖分を摂取して元気になり酸を出します。その酸が歯の表面を溶かし、溶けた状態がC1なのか、C2なのか、C3なのかで痛みや治療内容が変わってきます。

虫歯は、食べカスの中に含まれる糖分に集まるので、極端な話をすると糖分さえ取らなければ虫歯にはなりませんし、そもそも虫歯菌がいなければ虫歯になりません。

しかし、甘い食べ物はとくにたくさんの砂糖が使用されたお菓子は美味しいですし、子どもだけでなく大人にとっても大きな楽しみでもあります。これを全て禁止されてしまうと、かなりストレスになりませんか?ですから、食べる物全てとは言いませんが、たくさんの砂糖が使用されているであろうジュースやお菓子にどれだけの砂糖が使用されているのかを理解しておくこともとても大切だと思います。

 

 

虫歯は一番予防が大切です。予防には大きく分けて4つあります。

1つ目が、歯質を硬くする事です。

フッ化物を塗布する事が大切ですが、塗布したからと言って絶対に虫歯にならない訳ではありません。歯面をキレイにした上でフッ化物を塗布していきます。歯は、柔らかい歯質の方もいれば、硬い歯質の方もいらっしゃいます。硬い歯質の方の方が虫歯になりにくく、虫歯も進行しにくいので、硬く強い歯にする為にフッ化物を塗布する必要があります。歯質を硬くし、虫歯になりにくい歯を作っていくことで予防が出来ます。

2つ目が、磨き残しを減らす事です。虫歯菌は食べカスの中の糖質に寄ってくる菌なので、餌となる甘い食べカスがたくさんある口腔内だと、繁殖しやすいです。ですから、食べたら食べカスをしっかり落とす事が大切です。餌になる物がお口の中にある時間が長ければ長い程虫歯のリスクはあがります。

3つ目が「時間」です。

食事後の私達の唾液の質は酸性に変わります。酸性の状態は、「酸」というくらいなので歯が溶けやすい状態です。この酸性の状態の時に、歯ブラシでゴシゴシ歯をこすってしまうと、歯がさらに溶けやすい状態になってしまいます。

食後30分後程度で唾液の質が戻るので、それから歯磨きを開始しましょう。さらに、ダラダラ喰いもNGです。ダラダラ喰いの方は、酸性の時間が長いという事です。だからと言って、早食いの方が良いかという問題ではありませんが、ダラダラ喰いの方はお食事が終わっても、またすぐに次の間食があったりする場合が多いようです。唾液の質がずっと酸性のままなので、なるべく決まった時間に決まった量のお食事をとるように心がけてみて下さい。

4つ目が「メンテナンス」です。

ご自身で、ご自身の歯を100%キレイにするのは難しいです。ですから、歯科医や歯科衛生士にチェックとクリーニングをしてもらう事がとても大切です。数か月に1度はメンテナンスを行う事で虫歯を防ぐ事も出来ますし、もしも虫歯が出来たとしても、最小限の治療で済むことがメリットのひとつです。

この4つがしっかり守れる時間が長ければ長い程、虫歯のリスクは低くなります。

 

 

いかがでしょうか?歯の構造や、虫歯の治療や、予防法についてお話しましたが、皆さんが知らなかった事や、間違った解釈はありませんでしたか?これを機に日々の歯磨きや食生活について見直してみて下さい。

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