歯磨きしても虫歯はなぜできる?

By KOBEホワイトニング Posted 2019-09-06

虫歯とは?


虫歯とは、お口の中にひそむ「ミュータンス菌」という細菌によって引き起こされる歯の病気です。

お口の中には約300種類、およそ1,000億~1兆個もの細菌が存在しています。

これらお口の常在菌の中でも特にミュータンス菌が“悪さ”をして、虫歯を作るのです。

では、ミュータンス菌はいったいどのような“悪さ”をするのでしょうか?

 

 

「脱灰」が虫歯のはじまり


歯垢(プラーク)の中にはミュータンス菌が膜のようにかたまって棲みついています。

ミュータンス菌は酸をだす性質があり、ふだんの歯磨きをおろそかにするとプラークの中でミュータンス菌が増殖、歯のエナメル質がミュータンス菌がだす酸によって溶かされてしまいます。

これを「脱灰(だっかい)」と呼びます。

この脱灰現象が虫歯のはじまりです。

 

 

むし歯から歯を救ってくれる「再石灰化」


歯垢の中にひそみ歯を溶かしてしまうミュータンス菌。

歯を溶かす、と聞くとひとつの心配が生まれてきます。

私たちの歯はいつの日かミュータンス菌によってすべて溶かされてしまうのでは?という心配です。

しかし、そんなことはありません。

 

人間には、脱灰で溶かされたエナメル質を唾液の力で修復する「再石灰化(さいせっかいか)」という能力が備わっています。

 

唾液には細菌をやっつける殺菌作用のほか、唾液そのものにふくまれるカルシウムやリン酸の力により、脱灰によって溶かされたエナメル質を修復する機能があります。

これを再石灰化と呼びます。

 

お口の中では脱灰と再石灰化が常に繰り返されており、歯の機能を正常に保つための“戦い”が繰り広げられているのです。

 

 

ミュータンス菌は糖質をえさにする


虫歯の原因になるミュータンス菌は食べものや飲みものにふくまれる糖質(炭水化物)をエネルギー源として活動しています。

ご飯やパン、麺類などの主食や砂糖がたっぷりの甘いジュースやお菓子を食べたあと、これらの食べかすはミュータンス菌のえさになるのです。

飲食のあと歯磨きをせず食べかすが歯に付着した状態を放置していると、食べかす(=糖質)からエネルギーを得たミュータンス菌が活発化し、脱灰が起きやすくなってしまいます。

これが「歯磨きをしないと虫歯にかかりやすくなる」という言葉の理由です。

 

 

毎日のオーラルケア&食習慣の改善で虫歯を予防


虫歯をひきおこす4つの要素

・ミュータンス菌

・ミュータンス菌のエネルギー源となる「糖質」

・歯垢が付着した状態が長く続くこと(歯磨き不足)

・歯の質(エナメル質の厚さや歯質そのものがしっかり形成されているかどうか)

 

虫歯を防ぐには毎日の歯磨きをかかさずに行うことが大切です。

日ごろのオーラルケアが歯の再石灰化を促進します。

また、砂糖がいっぱいの甘いジュースやお菓子はむし歯の発生リスクを高めますので、できるだけひかえるようにしてください。

 

そのほか、おやつや間食などのいわゆる「だらだら食べ」も虫歯の原因になります。

食事は1日3食を決まった時間にとるよう心がけましょう。

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