歯科衛生士がおすすめする「歯磨き粉の選び方」

By KOBEホワイトニング Posted 2019.9.5

歯科衛生士がおすすめする「歯磨き粉の選び方」

「歯磨き粉」とは、専門用語では「歯磨剤」と呼ばれ一般的にはチューブに入っているペースト状の練り歯磨き粉が主流です。
昔は、粉状のものを使用していた名残から「歯磨き粉」と呼ばれています。歯磨き粉の選び方は用途によって変わってくるので、一概にこれがいいというものはありません。
成分の効果や作用を参考に自分に合ったものを選んでいきましょう。

【歯磨きの効果や効能は】

・むし歯の発生と進行を防ぐ
・歯の表面を傷つけずに、歯の着色を落とす
・歯を白くする
・口の中の汚れと細菌の除去
・口臭を防ぐ
・歯周病を防ぐ
・歯石を付きにくくする
・爽快感を与える

などがあげられます。

【基本成分は】

歯磨き粉の裏面に記載されている成分は「基本成分」と「薬用成分」に分かれています。
まずは、配合量の約半分を占める「基本成分」を紹介します。
日本製の歯磨き粉にはほとんどが配合されています。


研磨剤(基礎剤)
作用:歯の表面を傷つけずに、歯垢やステインなどの歯の表面の汚れを落とす。
成分:リン酸水素カルシウム、水酸化アルミニウム、無水ケイ酸など

湿潤剤
作用:歯磨剤に適度の湿り気を与え、クリーム状の形にする手助け。
成分:グリセリン、ソルビトール、ソルビットなど

発泡剤
作用:口中に歯磨剤を広げて、歯や口腔内の食べ残しや細菌の除去を手助け。
成分:ラウリル硫酸ナトリウム

粘結剤
作用:粉体と液体成分との分離を防ぎ、さらに歯磨き粉がクリーム状の形になるのを手助け。
主成分:カルボキシメチルセルロスナトリウム、アルギン酸ナトリウムなど

香味剤
作用:爽快感と香りをつけで、歯磨剤を使いやすくすることで、香味の調和をはかる。
成分:サッカリンナトリウム、メントール、ミント類

保存料
作用:酸化や腐敗を防ぐ。
成分:安息香酸ナトリウム

着色剤
作用:着色
成分:法定着色

【薬用成分は】

歯磨き粉選びで重要になってくるのは、薬用成分です。
主に、以下で説明する1~2種類程度が配合された歯磨き粉が多いです。
ここで重要なのは、薬用成分では治療はできません。
あくまで、予防ということを覚えておきましょう。

・むし歯予防:フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム
・歯周炎予防:グリチルリチン酸、塩化ナトリウム
・歯肉炎予防:塩化セチルピリジニウム、アスコルビン酸
・歯石の沈着を防ぐ:ゼオライト、ポリリン酸ナトリウム
・口臭の予防:塩化リゾチーム、ラウロイルサルコシンナトリウム
・タバコのヤニ除去:ポリエチレングリコール、ポリリン酸ナトリウム

また、フッ素入り歯磨き粉の選び方は年齢に応じて濃度(ppm)が決められているので注意が必要です。
特に6歳以下の使用には注意しましょう。
(幼弱な歯を強くしてくれますが、使用量を超えると、嘔吐や最悪の場合は死の危険もあるものです)

・生後6か月から2歳は500ppmで1~2㎜程度

・3歳から5歳は500ppmで5㎜程度

うがいができる年齢になってからの使用でも遅くはありません。
以上の効果や性能を考えて、心配であれば、歯医者さんと相談しながらしようすることをおすすめします。

監修医
アルデブラン・デンタルクリニック京都院
松田 祐一郎 院長
監修医
アルデブラン・デンタルクリニック京都院
松田 祐一郎 院長
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