By KOBEホワイトニング Posted 2022-08-26
【歯医者は痛くない】時代の到来!そのワケとは
歯科医院に対して、苦手意識を持っている方はどのぐらいいるでしょうか。
嫌だなと感じると、人はどうしても遠ざかってしまいます。
苦手意識から、適切に治療を受けずに、後回しにする方が多いのが現状です。
むし歯や歯周病が進行して、歯を失ってしまう結果につながっていくでしょう。
こうした現状から、歯科業界は明るいイメージへと変化しつつあります。
現代の歯科技術は、日々進歩しており、「削らない治療」や「痛みが少ない治療」へシフトしてきています。
お口の中を健康にすることは、身体を健康に導きます。
正しい知識を理解すれば、歯科治療に対して、少しでも前向きな考えになるでしょう。
1,歯医者は痛いイメージ
皆さんの中での、歯医者のイメージは、どんなものがありますか?
痛いとか怖いといった感情が多いのでしょうか。
その感情は、なにかきっかけがあって、自分自身に刻まれてしまったのでしょう。
患者さんの立場になって、「痛い」「怖い」という気持ちを考えてみます。
・子供のころに痛い経験をした
・口の中に水が溜まって、苦しいのが嫌である
・削る音やバキュームの音が怖い
・注射が怖い、痛いのが嫌である
・治療中に気分が悪くなった
このようなきっかけで、トラウマになる方は少なくないはずです。
治療中に気になったことを、相談できず諦めてしまうこともあるでしょう。
歯医者離れの主な原因になり、国民の歯の健康寿命を短くする要因になります。
そうした中、近年では、歯医者離れしている方に向けて、技術の進歩やさまざまな取り組みが実施されています。
2,歯医者の痛くない工夫とは
患者さんが安心して治療を受けられるように、歯科医院では「痛くない工夫」が施されているのをご存じでしょうか。
これまでの歯医者のイメージを払拭し、生涯を通して、安心して、任せられる歯科医院作りに努めています。
無痛治療をかかげている歯科医院もあるほど、「痛み」に関して積極的に対応しています。
2-1痛くない麻酔とは
痛いイメージの代表は、「麻酔」でしょうか。
抜歯をする際には、避けては通れない道ですね。
麻酔の注射が嫌だからと言って、放置してしまうと、麻酔以上の痛みに耐えるしかありません。
痛みに耐えた結果、歯を失ってしまう、悲しい結末。
しかし、実際に麻酔を打ってみると、思った以上に痛みが少ないと感じるはずです。
それは、歯科医院で、入念に準備をし、より痛みの少ない方法と技術を駆使しているためです。
痛みをやわらげるポイントは、以下の通りです。
・麻酔液の温度
・刺入時の痛み
・注入時のスピードや圧
まずは麻酔をかける前、麻酔液を専用の機械で人肌程度に温めています。
体温に近いほど、麻酔液を注入する際、痛みがやわらぐ効果があります。
刺入時の痛みは、麻酔の針にこだわりがあり、細い針になるほど痛みが少なくなります。
また表面麻酔を塗ると、針を刺すときのチクっとした痛みが軽減します。
麻酔の注入時のスピードや圧については、歯科医師の技術面でカバーできます。
圧をかけずにゆっくりと液を注入すると、痛みを感じにくくなります。
現在では圧やスピードをコントロールできる電動麻酔器を使用しているところが多く、
「痛くない麻酔」が浸透しています。
2-2設備が充実
痛みによる不安感がある方に、特殊な機材で緊張や不安をほぐす方法があります。
笑気麻酔を聞いたことのある方は、いるでしょうか。
麻酔と言っても専用のマスクを着け、ガスを吸入するというものです。
ぼんやりとした状態になり、リラックスして治療に臨める方法です。
笑気麻酔の歴史は古く、嘔吐反射や恐怖症で、治療が難しい人に使われてきました。
ガスと聞くと、副作用など心配される方は多いでしょう。
笑気ガスは、副作用がなく、子供も受けられます。
保険適用になりますので、安心して治療に望めます。
ただし妊娠中の方など、一部控えた方がよい場合があるので歯科医師とよく相談しましょう。
また、痛みが少ないとされるレーザー治療を行っている歯科医院も多くみられます。
むし歯を高温で蒸発させて、消滅させます。
むし歯の他に止血や歯周病の治療に用いられますので、とても重宝する機材です。
2-3患者さんに寄り添った治療
痛みが少ない治療法や機材を、導入している様子がわかっていただけたでしょうか。
とは言ってもいざ診察室に入ると、不安な気持ちや緊張感に押しつぶされそうになりますね。
そういった心のケアも、治療の一環と考え無理に治療することはありません。
患者さんの、お話をよく聞くことから始めていきます。
痛い経験をしたことがある・麻酔が効きにくい・痛みに弱いなど、なんでもいいので不安な気持ちを吐き出しましょう。
一つ一つ階段を上るように、患者さんと一緒に完治を目指していきます。
患者さんとの信頼関係ができていないと、リラックスして治療を受けられません。
治療の際は表情を見ながらこまめなお声がけをして、患者さんの不安を取り除き安心できるように努力しています。
早期発見・早期治療が「痛くない」カギ
むし歯や歯周病が進行すると、当然痛みを伴いますね。
痛みがある状態ですと治療時に影響があり、痛みで治療ができないこともあるでしょう。
すべてのことに言えますが、痛みでつらい思いをしないためには早期発見と早期治療が大切です。
そのためには、毎日のブラッシングを丁寧におこない、むし歯や歯周病の予防に努めましょう。
また定期歯科検診を受けることで、早期発見や早期治療につながります。
歯に問題がなくても半年に一度は定期健診を受けると、むし歯を未然に防ぐ簡単な治療で済むことが多いでしょう。
痛い、怖いというマイナスイメージだった歯科医院。
今や「痛くない」時代がやってきています。
恐怖心を持っている方でも安心できる歯科医療を提供できるように、治療法や技術が進歩しています。
治療に対する痛みの感覚は、精神面も深く関わっています。
歯科医師と患者さんの信頼関係で、治療が左右されるほど、大きく変化します。
皆さんが信頼できる歯科医院とリラックスできる空間で、適切に治療を受けていただきたいものです。
日本人はなかなか歯科医院へメンテナンスに行く習慣があまりなく、何か症状が出てから
受診される方が大半だと思います。
歳を重ねても白く健康な歯を保つことは、見た目も若々しく見えますし歯が健康だと
いつまでも美味しく食事も取れます。
白さはセルフホワイトニングで清潔感のある自然な白さをキープしながら、
歯科医院では定期的に検診やクリーニングを行っていただくのが理想的です。
是非、セルフホワイトニングと歯科医院の併用をしていただきご自身の歯を大切にしてくださいね。