By KOBEホワイトニング Posted 2022-06-24
きちんとできていますか?【基本の歯磨き】で歯周病予防
みなさん、歯磨きは毎日行っているでしょうか。
忙しい日々を送っていると、後回しや、短時間で仕上げることが多いでしょう。
きちんと歯磨きができている人は、ごくわずか。
短い時間での歯磨きを続けていると、むし歯や歯周病のリスクが上がってしまいます。
しかし、時間のないときでも、ポイントを押さえれば、しっかりと磨けるようになります。
歯磨きを怠るとどうなってしまうのか、歯周病ケアができる、基本の歯磨きのコツを説明していきますね。
今日から歯周病も怖くない、健康な歯を守っていけることでしょう。
【なぜむし歯や歯周病のリスクがあがるの?】
歯みがきをする目的は、食べカスや歯垢(プラーク)を落とすことですね。
歯垢(プラーク)とは、細菌のかたまりで、歯の表面に付着しています。
白色や黄白色で、粘着性があり、舌で触るとザラザラしています。
食事のあとに残った食べカスの中から、細菌が増殖をして、歯垢(プラーク)が作られます。
この歯垢の中には、むし歯の原因菌となる「ミュータンス菌」や「歯周病菌」が潜んでいます。
磨き残しがあり、歯垢が残った状態が続くと、唾液の中のカルシウムやリンと結合し、
石灰化したカチカチしたかたまり、「歯石」が形成されます。
一度歯石になってしまうと、歯ブラシでは落とせず、歯科医院でのクリーニングが必要となってきます。
2日ほどで歯石が形成されてしまうと言われていますので、早めの段階で、しっかりと取り除くことが大切です。
むし歯や歯周病にならないためには、正しい歯磨きの方法を身につけることが重要ですね。
歯磨きをなんとなくしている、短時間で終わっているという方は、
この機会に一度ご自身の磨き方を見直してみるといいでしょう。
【誰でもできる予防策「磨き方」の見直しを】
磨き方は、正しく行えていない方が多いのが現状。
歯科医院では、多くの方にブラッシング指導をすすめているほどです。
基本のポイントさえ覚えれば、今日から誰でも効果的に汚れを落とすことができます。
・歯ブラシの持ち方は合っていますか?
力強く、グーの形で握りしめてはいないでしょうか。
汚れを落とすために、ゴシゴシとこすって磨いている方、多いですね。
歯ブラシを握りしめて圧をかけて磨く方が、しっかりと汚れを落とせると思いがちですが、正反対です。
基本の持ち方は、細かい動き(ストローク)が可能な鉛筆持ち。
鉛筆持ちは、きちんと歯ブラシが歯にあたっていれば、軽い圧で汚れを落とすことができます。
強い圧で磨いていると、実は歯にとって良くないことがあります。
・歯の表面が削れる、あるいは歯肉を傷つける。
・歯の表面が削れたことにより、知覚過敏になりやすい。
・きちんと歯ブラシが歯に当たらず、磨き残しの原因に。
・歯ブラシの毛先が広がりやすく、すぐに傷んでしまう。
適度な力加減で、しっかりと歯に当てるように心がけましょうね。
・おすすめの歯ブラシの選び方
多くの歯科医院では、歯ブラシの頭の部分(ヘッド)が小さめのもの、毛先が平らなものを選ぶとよいとされています。
小さいとよく磨けるか不安な方もいるかと思いますが、奥歯まで歯ブラシの毛先が届きやすく、
動かしやすい利点があります。
一方、大きめなヘッドの歯ブラシは、短時間で汚れを落とせるとされています。
ご自身のお口の中の状態や磨き方でも変わってきますので、いろいろな種類を試してみて、
自分に合った歯ブラシを選ぶといいですね。
・基本の正しい磨き方
正しい磨き方は、歯ブラシを歯1本1本に当てて磨くようにしましょう。
では、どのように歯に当てるのが効果的なのでしょうか。
歯の表面ではなく、歯肉との境目に、斜め45度の角度で歯ブラシを当てて、1~2本ずつ細かく動かすといいです。
また、歯並びが悪く、歯が前後している方もいると思います。
磨きづらいところは、縦向きや歯ブラシの当てる場所を工夫する必要があります。
具体的には、歯ブラシの「つま先」「かかと」「わき」を分けて使っていきます。
つま先は奥歯、かかとは歯の内側、わきは前歯といった風に当てるといいです。
・磨き残しの多いところとは
歯には、皆さん共通して磨き残しの多いところがあります。
主に、歯と歯の間、歯と歯肉の境目、噛み合わせの歯の溝、
下の前歯の裏側です他の部分より注意して磨いていきましょう。
特に下の前歯の裏側は、唾液の分泌腺が近いことで歯石のできやすい場所と言われています。
唾液の性質上、石灰化作用があるので、プラークが残っていると歯石になり、歯周病リスクが上がってしまいます。
・部分ケア用品のすすめ
基本の正しい磨き方を覚えたら、プラスアルファで部分ケア用品を取り入れることをおすすめします。
むし歯や歯周病菌といった細菌たちは、就寝中に増殖します。
時間のない方は、まずは寝る前だけでもしっかりとプラークを取り除くことで、最近の増殖を抑えられます。
・デンタルフロスを使う
歯ブラシだけではどうしても、歯と歯の間のプラークは落としきれないもの。
歯と歯肉のすき間についたプラークに効果的なのが、デンタルフロスです。
糸巻状のものやホルダーに糸がついたものがあるので、使いやすいほうを選びましょう。
力を入れずにゆっくりと通して、きつくてはいらないところは、無理にいれないようにしましょう。
・歯間ブラシを使う
歯と歯の間にすき間があいている方におすすめなのが、歯間ブラシです。
ブリッジのダミー部分のお掃除にも適しています。
デンタルフロスとは違い、細かな部分のプラークを落とすことには向いていないので、注意しましょう。
・ワンタフトブラシを使う
聞きなれない方も多いのではないでしょうか。
毛束が一つの小さな歯ブラシを指します。
とても便利なワンタフトブラシは、磨きたいところの汚れをピンポイントで落とせます。
用途に合わせて、2種類あるのでご紹介しますね。
毛先が三角にカットされているタイプは、「歯の溝」、「奥歯の後ろ側」のプラーク除去に適しています。
磨き残しの多いところやむし歯になりやすいところに使っていくといいですね。
一方で、毛先の長いフラットなタイプは、歯周病ケアに最適です。
「歯と歯の間」、「歯と歯肉の間」のいわゆる、歯周病の発症しやすいところのプラーク除去におすすめです。
【まとめ】
基本の歯みがきのポイントをおさえれば、誰でも正しく磨けるようになります。
時間がなくて、全部はできないと思われている方もいるでしょう。
夜だけでも時間をとって、ブラッシングするだけで、格段にむし歯や歯周病ケアができます。
毎日の小さな積み重ねで、みなさんの未来の歯は変わっていきます。
又、毎日使用する歯磨き粉も大事になってきます。
KOBEホワイトニングの美白歯磨き粉はトータルオーラルケアが叶います。
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味に癖もなく、辛味もほぼないのでお子様でもご利用いただいています。
歯磨き粉は何でもいいと思われている方もこの機会にしっかりと歯に効果的な
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