By KOBEホワイトニング Posted 2022-04-22
健康な歯のひとがやっている【7つの習慣】
毎日のお食事はおいしく、楽しく食べているでしょうか。
年を重ねても、いつまでも、自分の歯でしっかりと噛んで味わいたいと願う方は多いはずです。
しかし、現代人は、80歳で自分の歯を20本以上持つ方は、少ないのが現状。
そうした陰には、生活習慣の変化や若年層での歯周病の増加が関係しています。
お口の中の環境が良い状態であれば、体の健康につながります。
私たちは、これから自分の歯を守っていくためには、早いうちに意識を変えていく必要がありますね。
歯が健康な人には、どんな秘訣が隠されているのでしょうか。
それはすぐに取り入れられる、とても簡単な7つの習慣。
健康な歯を保ちたい方に、自身のオーラルケアを見直す、いいきっかけになるといいですね。
1 歯を失う原因とは
若いうちは、むし歯になることはあっても、歯周病や歯を失うことはめったにないですね。
大きなトラブルがないからと言って、なんとなく歯磨きだけ行って、終わってはいないでしょうか。
現代では、歯を失う原因の代表が「歯周病」で、40歳台で約7割の人がかかっていると言われています。
歯周病とは、歯周病菌が原因となり、歯肉や歯の周りの組織に炎症を起こす病気。
放っておくと、症状がわからないまま悪化し、歯がグラグラして抜け落ちます。
今は健康だと思い込んでいても、年齢が上がると、歯周病になっていたなんてこともありますよ。
自覚症状を感じにくく、気づいたころには重症化する怖い病気です。
しかし、歯周病になる前には、小さなサインがでているのをご存じでしょうか。
「歯みがきすると、歯肉から出血がある」「歯肉が赤く腫れている」
「朝起きた時、口の中がねばついている」「口臭がする」が初期症状です。
当てはまることがあった方は、見直すきっかけになりますよ。
早期発見と、適切な処置やセルフケア次第で、改善するでしょう。
2 よい状態を維持する生活習慣とは
むし歯の原因となる「ミュータンス菌」や歯周病菌が、居心地がよくて活発になる環境があります。
甘いお菓子やパンの糖質が大好き。
食べかすや磨き残しがあると、ミュータンス菌や歯周病菌のえさになり、どんどん増殖します。
日常生活の小さな心がけで、原因菌の温床になるのを防げますよ。
間食をなるべく控える、または時間を決めてだらだら食べないようにしましょう。
食事の回数が多いと、口の中に常に食べ物がはいっている状態。
プラークがたまりやすく、むし歯や歯周病のリスクが高まりますよ。
また、糖分や脂質のとりすぎは気をつけましょう。
とくに糖分の多い飴やガムは、お口の滞在時間が長いので要注意。
シュガーレスの飴やキシリトールガムを選ぶことをおすすめします。
食事はバランスよく摂取し、噛みごたえのあるものを、よく噛んで唾液の分泌を促しましょう。
唾液には自浄作用といって、口の中の汚れを洗い流してくれる働きがあります。
他にも、細菌の増殖を抑える、再石灰化によって、むし歯のできにくい環境に整えてくれますよ。
食生活以外で、喫煙している方は、本数を減らす、あるいは控えるとよりいい状態を保てます。
たばこの煙は、歯肉に吸収されると、血液の循環が悪くなります。
血行が悪いと、十分な酸素が行き渡らなくなり、歯周病菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいますよ。
3 歯ブラシだけはNG!
日頃の歯磨きを歯ブラシのみで済ませている方は多いのではないでしょうか。
実は、歯ブラシのみでプラークを落とす割合は約6割。
むし歯や歯周病になりやすいところには、ケア用品を上手に取り入れましょう。
歯ブラシの届きにくいところには、ワンタフトブラシでブラッシングをすると効果的ですよ。
ポイントブラシとも呼ばれ、小さな毛束のみの歯ブラシのこと。
歯の溝や奥歯の裏側に、毛先がよく届き、プラークを落とせますよ。
歯と歯の間には、フロス(糸ようじ)をやさしく通すだけで、プラークを除去できます。
選ぶときは、持ち手のついたものが使いやすくおすすめ。
歯と歯肉のすき間があいているところには、歯間ブラシを使用すると歯周病に効果的ですよ。
忙しい方は、夜の歯磨きタイムに取り入れてみてください。
4 一日2回以上磨いている
理想は、食事ごとに磨くことが望ましいですが、時間の取れない方は、最低2回は磨くように心がけましょう。
特に、就寝中にむし歯菌や歯周病菌が繁殖します。
夜の歯磨きは丁寧に時間をかけて、歯肉をマッサージするようにブラッシングします。
血行が良くなり、歯周病予防に役立ちますよ。
5 フッ素を上手にとりいれる
歯の歯質を強くして、虫歯予防に役立つフッ素。
普段の歯磨き粉には、フッ素配合のものを選んでみましょう。
子どものころから、早いうちに継続して使うことで強い歯が作られますよ。
6 食後にキシリトールは必須アイテム
歯の健康先進国では、フッ素以外に、子どものころからキシリトールの摂取をすすめています。
フィンランドでは、キシリトールを摂取する政策により、国民の虫歯を激減させた実績がありますよ。
キシリトールは天然由来の甘味料。
プラークの中の酸を中和し、むし歯の進行を抑えてくれる働きがありますよ。
食後30分以内にしっかりと噛むことが効果的です。
7 定期健診はこまめに
歯のトラブルがないからといって、安心しきっていいませんか?
歯医者さんには、痛みが出てから行くという人も多いでしょう。
しかし、歯がいい状態を保ち、歯の健康への関心が高い人は、なにもなくても数カ月に一度は歯科医院を受診しています。
自分自身では、磨いているつもりでも、磨けていないものです。
定期検診を行うと、磨き残しやむし歯のチェック、歯のクリーニングをしてくれます。
プロによるケアとメンテナンスが重要。
なにもなくても、3ヶ月に一度、最低でも半年に一度は定期健診を受けましょう。
まとめ
いつまでも健康な歯で、食事をおいしく、楽しく笑って過ごしていきたいですね。
お口の中がいい環境であることは、身体の健康と同じです。
維持していくことは、大変なように感じますが、日々のちょっとした意識で変わっていきます。
ご自宅でのケアでは、美白歯磨き粉を使用していただくとトータルでのオーラルケアが
簡単に行えるのでオススメです。
この機会に、できることから始めて、ご自身のデンタルケアを見直してはいかがでしょうか。