By KOBEホワイトニング Posted 2019-09-03
歯を白くしてもらうホワイトニングというと、歯医者で施術してもらうものというイメージを持たれています。ただ現在では、歯医者での施術方法とほぼ同じような方法で自分で行うセルフホワイトニングがあります。
セルフホワイトニングとオフィスホワイトニングの主な違いには以下などが挙げられます。
1.歯科医師(国家資格者)の有無
セルフホワイトニングを行うサロンには歯科医師や歯科衛生士がいません。従って、サロンのスタッフが利用者の身体の一部である口の中に施術することは法律上できません。従って、資格を持たないスタッフが薬剤を塗ったり、洗浄したりすることができないため、セルフホワイトニングは利用者自身でホワイトニングを行うことになります。
2.成分の違い
歯医者のホワイトニングでは、主に「過酸化水素」や「過酸化尿素」が主成分となる薬剤が使用されています。これらの成分は医薬品に分類されるため、歯科医師や歯科衛生士のいるクリニックでないと扱えません。
一方、セルフホワイトニングで使用される薬剤はサロンによって異なりますが、重曹やポリリン酸、炭酸カルシウム、メタリン酸などです。これらの成分は市販されている薬用商品に含まれる成分のため、サロンでも使用できます。
3.照射するライトの違い
セルフホワイトニングでは、利用者が自分でLEDライトを歯に照射して白くしていきます。オフィスホワイトニングでも同じようにライトを照射して歯を白くしますが、ライトの種類が違います。歯医者では医療機器として認可されているハロゲンライトやレーザーが使用されます。このような医療機器をサロンが設置することはできません。
セルフホワイトニングのメリットには以下などがあります。
1.安価
ホワイトニングは自費診療であるため、歯医者では料金が15,000円~50,000円と高額になっていますが、セルフホワイトニングは3,000円~5,000円でできます。
2.小さい痛み
セルフホワイトニングの薬剤の刺激は強くないため、痛みが小さくなっています。
セルフホワイトニングの施術は基本的に以下の流れで行います。
1.カウンセリング
施術内容などの説明を受けます。
2.歯磨き
歯の表面や歯間の汚れをしっかり落として、ホワイニングの効果を高めます。
3.歯の表面に薬剤を塗布
歯茎に付着しないよう、薬剤を歯にムラなく均一に塗ります。
4.LEDライトを照射
定められた時間、LEDライトを歯に照射します。
5.薬剤の取除き
薬剤をティッシュで拭いたり、水でゆすいだりして落とします。
なお、サロンによって回数は異なりますが、3~5の作業を何回か繰り返します。最後に、歯磨きをして薬剤をきれいに落とします。